陽気のいい日が続く今年の弘前。
5月28日29日、この日も暑い中、
刀剣ツアー第2弾が開催されました。
刀匠のもとを訪ね、古武道に触れる旅。
しかし、刀匠って
おいそれとご近所にいらっしゃるものではありません(笑)
古武道だって、
江戸の時代から継承されてきた武道が
すぐ体験できる環境なんて、そうそうありません(笑)
それが手軽に体験できてしまう今回の企画。実はすごいことなんですよ~(^^)/
まずは田舎館の刀匠のもとへ。
数十年にわたり刀匠の修業を積んでいらっしゃった
中畑國廣刀匠ですが、
大変丁寧に
刀についてさまざま説明してくださいます。
刃紋の美しさを
説明してくださる刀匠。
こういった波紋は
西洋の剣にはないのだそうです。
玉鋼を何度も何度も
折り返し鍛錬することによって
造られていくのがこういった刃紋。
そして、
時代劇によく出てくる
打ち粉をつけての刀のお手入れ。
気分は悪代官⁈
いえいえ
みなさん真剣そのものです。
大変暑い日だったにもかかわらず、
最後には鍛錬も
実際に見せてくださいました。
折り返し鍛錬。
火の粉は服など簡単に
突き抜けてしまうそうです。
中畑さんのお人柄で
真剣な中にも楽しい体験をさせていただきました!
2日目は
弘前だけに伝わる古武道
卜傳流。
先ずは 着替え、
そして模擬刀を帯刀します!
(ここで忍者に刀を差してもらうという謎
発生・・・)
前日は美術品としての刀、
今日は道具としての
刀の扱い方を習います。
本当に贅沢な時間。
もちろん屋外でも修業を重ねます。
みなさん、刀の持ち方にも
だんだん慣れていきました。
卜傳流さんによる
真剣での抜刀!
さすがの美しさです。
参加者のみなさんも
なんと真剣での抜刀を体験!
見事に切り落としていました!
続いて弘前公園内を
侍のままに本丸まで向かいます。
天守閣はあとどのくらいで元に戻るのか、
石垣の修理の進捗状況などの話も交え、
なごやかに公園内を進むみなさん。
しかし暑い・・・。
忍者もばて気味です(笑)
部屋に戻り
今度は屋内での刀の扱い方を習います。
こんな近くで刀を抜かれたら・・・|д゚)
お侍さんの日常を垣間見る思いです。
(抜刀は日常ではないでしょうが・・・)
などなど、本物の侍のように
過ごしたひと時でした。
日本にいてもなかなか体験できない刀剣ツアー。
参加していただいたみなさん、ありがとうございました。
第3弾は年明け、雪の残るころの予定です。 是非ご期待ください (^^♪