今年は秋の訪れが早いですね。
9月吉日、
弘前の歴史を彩る和菓子ツアーの第一弾として
大阪屋さん訪問を実施いたしました。
寛永7年(1630)年創業、
約400年にわたって代々受け継がれてきた
大阪屋さん。
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その歴史を紐解き、
普段は見せていただく機会がないものを
数々拝見できるツアー。
大阪屋さんの現当主、福井清さんから
大阪屋さんの歴史、
古くから大阪屋さんに伝わる菓子構図帳の数々、
お道具の数々を見せていただきました。
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お城にお菓子を献上に行く際に使われたであろう
津軽藩の紋が入った菓子入れ。
干菓子を作る木型も本当にさまざま。
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こちらの鶴の木型は立体になっていて
よく見ると足まで表現されています。
手に取ってみることができるのも今回の訪問
ならでは。
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ご主人の説明に耳を傾けつつ、
菓子構図帳などもゆっくり拝見することができました。
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こちらは四代目が
京都三方の院宮に拝謁の際に頂いた
花押の入った書状。
和泉大掃の官名を拝領したものだそうで
大変上質な紙にしたためられています。
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二階には
様々なお宝の中に
津軽藩のお抱え絵師の方による
龍の絵の屏風も。
迫力ある眼光に圧倒されました。
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最後は奥のお座敷で、
たま姫の愛した「冬夏」と「竹流し」をいただきます。
竹流しは四代目が考案されたお菓子。
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大阪屋さんの計らいで、
床の間には
本来はお正月にしか出さない
三代目、四代目の掛け軸を
出していただいていました。
![](https://www.tabisuke-hirosaki.jp/images/2017/10/IMG_2068-332x249.jpg)
冬夏のほろほろとした口どけに
たま姫になったような気分?!
持ち帰りのお土産もいただき、
大阪屋さんを隅から隅まで堪能した
至福のひとときでした。
次回の老舗和菓子店訪問は11月5日、双味庵さん。
双味庵さんの「双味」とはなにを表現しているの?など、双味庵さんの歴史に触れる旅です。
工場にお邪魔させていただき、弘前で初めて作られたチョコレートの製作風景を
見せていただいたり、練りきり、外郎、干菓子、薯蕷饅頭など、様々な和菓子の製作体験
でお楽しみいただきます。こちらもお土産付。
様々な和菓子作りを体験できるのは工場ならではのことだそうです。
お申し込みは11月1日(水)締切、たびすけ www.tabisuke-hirosaki.jp Tel55‐0268 まで。
ご参加、お待ちしております。