このところ朝に「バンッ! バンッ!」と
花火の音がすると
うちの子たちは
「今日はどこの宵宮かなぁ。行きたいな~♪」
と始まります。
(花火が鳴るたびに宵宮に行ってたら
うちは破産するわ!)
と思いながら
「でも今日の花火の音は遠そうだね、
近所のが来週あるからそれに行こう」
とやり過ごす。。。
弘前の夏の一日らしい
親子のやりとりですよね。
これが全国区の話ではないことは
ご存知でしたか?
以前、横浜市に住んでいた折、
そこに「宵宮」がなくて
衝撃を受けたことがあります(+o+)
横浜でも下町らしい雰囲気が残っている
その地区でさえ、
「夜店」といって、
露店が出てそれを楽しむことはあっても
いわゆる「宵宮」はなかったんですよね。
弘前の子どもたちは(大人たちも)
こんなに情緒の残る
地元の文化に根付いた「宵宮」を
当たり前のこととして楽しめるなんて
幸せです~。
6/30は弁天様の名称で親しまれている
胸肩神社の宵宮でした。
ここでは毎年
「松森町獅子舞」の奉納があります。
獅子以外の方々が
お侍さんの格好をしているのは
昔 この獅子舞が藩から庇護を受け、
獅子舞の奉納のときには
町民ながら、お侍さんの格好をすることを
許されたから、なんだそうです。
何気なく見ている風景にも
歴史があるんですね。
獅子の衣装が
斬新で美しい~(#^.^#)
奉納が終わった獅子に
頭を嚙んでもらってる
子供もいました(^_^)/
お宮さんにお参りしてから
露店を冷やかす。
「お店屋さんに来てるんじゃないよ。
お宮さんに来てるんだよ。お参りが先!」
と親にたしなめられてる子どももいて。。。
来週も田町の熊野奥や取上の貴船神社
など、宵宮は次々と続きます。
五重塔の宵宮ももうすぐですね。
津軽の夏のひとこま。
もし津軽の旅先で宵宮に運よく出くわした
方も、津軽の夏を楽しんでくださいね
(^_^)/