2014.07.13 更新

このところ朝に「バンッ! バンッ!」とCIMG4960

花火の音がすると

うちの子たちは

「今日はどこの宵宮かなぁ。行きたいな~♪」

と始まります。

 

(花火が鳴るたびに宵宮に行ってたら

うちは破産するわ!)

と思いながら

「でも今日の花火の音は遠そうだね、

近所のが来週あるからそれに行こう」

とやり過ごす。。。

 

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弘前の夏の一日らしい

親子のやりとりですよね。

これが全国区の話ではないことは

ご存知でしたか?

 

 

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以前、横浜市に住んでいた折、

そこに「宵宮」がなくて

衝撃を受けたことがあります(+o+)

 

横浜でも下町らしい雰囲気が残っている

その地区でさえ、

「夜店」といって、

露店が出てそれを楽しむことはあっても

いわゆる「宵宮」はなかったんですよね。CIMG4934

 

 

弘前の子どもたちは(大人たちも)

こんなに情緒の残る

地元の文化に根付いた「宵宮」を

当たり前のこととして楽しめるなんて

幸せです~。

 

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6/30は弁天様の名称で親しまれている

胸肩神社の宵宮でした。

ここでは毎年

「松森町獅子舞」の奉納があります。

 

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獅子以外の方々が

お侍さんの格好をしているのは

昔  この獅子舞が藩から庇護を受け、

獅子舞の奉納のときには

町民ながら、お侍さんの格好をすることを

許されたから、なんだそうです。

 

 

何気なく見ている風景にもCIMG4921

歴史があるんですね。

 

獅子の衣装が

斬新で美しい~(#^.^#)

 

 

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奉納が終わった獅子に

頭を嚙んでもらってる

子供もいました(^_^)/

 

 

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お宮さんにお参りしてから

露店を冷やかす。

「お店屋さんに来てるんじゃないよ。

お宮さんに来てるんだよ。お参りが先!」

と親にたしなめられてる子どももいて。。。

 

 

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来週も田町の熊野奥や取上の貴船神社

など、宵宮は次々と続きます。

五重塔の宵宮ももうすぐですね。

 

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津軽の夏のひとこま。

 

もし津軽の旅先で宵宮に運よく出くわした

方も、津軽の夏を楽しんでくださいね

(^_^)/